日々の思い出記録帳
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今日、ガビィの火葬と納骨をしてきました。
本当は仕事があって、でも看取る事も出来なかったのに
火葬にも立ち会えないのが凄く厭で、部長に伝えたら
火葬と納骨が済んでから出社する形にしてもらえました。
部長、ありがとうございます。
背中を押してくれた事務のOさんも、ありがとうございます。
ここからはまた、自分の気持ちの整理とか遣る瀬なさとか
もやっとした文章を纏めてるだけです。
本当は仕事があって、でも看取る事も出来なかったのに
火葬にも立ち会えないのが凄く厭で、部長に伝えたら
火葬と納骨が済んでから出社する形にしてもらえました。
部長、ありがとうございます。
背中を押してくれた事務のOさんも、ありがとうございます。
ここからはまた、自分の気持ちの整理とか遣る瀬なさとか
もやっとした文章を纏めてるだけです。
ガビィの葬儀、火葬は太子パーク動物霊園さんという所で行いました。
其所に行くまでの間、ずっと無言で、母は泣いていて。
父はたまに一言二言話して…私は……覚えてません。
9時に着いて、ガビィが入った籠を車から降ろそうとしたら
凄く軽かった。
籠の重さだけじゃないか、っていう位軽かった。
落とさないようにって集中しないと、泣き崩れそうだった。
葬儀屋の女性が料金の事とか色々説明してたけど、
正直どうでも良くって、ガビィの抜け殻があって
その周りに、見たこともない犬や猫とかの写真がいっぱい飾ってあって、
やっとお坊さんみたいな人が来て、般若心経を唱えてくれたけど
「あぁ、コレはただの儀式に過ぎない」ってずっと感じてて
お焼香したけど、それも儀式の一つでしかなくて
葬儀が終わって「今からコチラで火葬を致しますので、お別れを」って
言われたけど、ガビィを焼いてしまう物なんか見たくもなかったし
ガビィを撫でてたら母が「昨日、目を開けたまま死んじゃったからそのままだ…」
って悲しそうに言ったから、「もう固まっちゃたから無理だよ」って返した瞬間
「では、そろそろ…」ってガビィが女性とお坊さんに連れてかれた。
1分もお別れしていないよ…
「10時に火葬が終了致しますので、2階でお待ち下さい」って女性。
2階に上がる途中、何かが焼ける臭いがした。何かが、と思いたかった。
2階に上がったら、お供え物やお骨や写真がいっぱい飾られてる場所に出た。
また色々と説明があった。今度は最初の時よりしっかり聞けた。
火葬が終わるまで3、40分。
親とお骨を入れるペンダントがあったから買おうとか、
帰りにガビィの写真を入れる写真立てを買おうとか、初七日はどうしようかとか
ぽつりぽつりと話していた。
女性がやってきて、「火葬が終了しましたので、どうぞ1階へ」
下に降りたら、他のご家族が来ていた。そっちにまず目がいってしまった。
"吠える"の漢字が分からないってと言っていて、「口に犬ですよ」と教えた。
お礼を言われて祭壇の方を見たら
骨の塊があった。
なんだろう、この白い塊は。これがガビィと言われても分からないじゃないか。
手渡された骨壺には全部収まりきれなくて、細かい骨や大きい骨は砕いて入れた。
本当はペンダントにガビィの喉仏を入れたかったけど大き過ぎたし
大事な骨だから砕けないって事で、犬歯を入れた。
納骨は如何致しますか?と問われて、
初七日に私は仕事があって行けないからという理由で
そのまま共同墓地に骨壺に入ったお骨を納めに行った。
ここです、ここに入れて下さい。
と言われたのは、ぽかっと空いた穴。
覗き込んだら、誰とも分からない骨の山が出来ていた。
「気が狂ってるんじゃないか」
って思った。
あんなに大事に骨壺に入れたガビィを、こんな穴に入れてしまったら
区別がつかないじゃないか。
しかも入れるじゃない、私が今からやろうとしている行為は
死の穴にガビィを捨てる、だ。
でも、入れてしまった。
穴にガビィの骨を落とした。
ぱらぱら…と幽かな音しかしなかった。
「これで全て終わりです、本日は御愁傷様でした」
終わり、と言われたけど何が終わったんだろう。
心にぽっかりと空いた気持ちはまだ、終わってない。
今日、仕事はいつも通りだった気もする…けどいつもより笑ってた気がする。
ガビィを思い出して泣く、なんて事も無かった。
お昼もがっつり食べたし、ネットでニュースもチェックして休み時間を満喫した。
こんなものなんだな…って、ずっと東京事変の落日をリピートしながら帰った。
死ぬって、生きるってなんだろうね。
ふと思い出したけど。
専門学校の時、まだ私が声優科にいた時に「誰かが死んだ時の演技をしろ」って
課題があった。皆、泣いて悲しんだ演技をした。私もだ。
でも悲しいだけじゃないんだね、死って。
そんな一つの感情だけじゃ説明出来ないし、表現も出来ない。
この先、多分親が次に死ぬでしょう。
その時に私はまた、答えの分からない感情に打ち当たって
でも自分が生きる為に、仕事してご飯を食べて寝て、時に思い出して泣いて
それでも、楽しい事があったら笑って…
そんなもんなんでしょうね、生きるって。
生まれて、生きて、死を感じて、生きて生きて、残して、死んでいく
私が死んだ時に、誰にも悲しんで欲しくない、でもやっぱ悲しんで欲しいな
なんて、また身勝手な事を思っちゃたり。
いつの日か、虹の橋でガビィに会える日まで生きます。
其所に行くまでの間、ずっと無言で、母は泣いていて。
父はたまに一言二言話して…私は……覚えてません。
9時に着いて、ガビィが入った籠を車から降ろそうとしたら
凄く軽かった。
籠の重さだけじゃないか、っていう位軽かった。
落とさないようにって集中しないと、泣き崩れそうだった。
葬儀屋の女性が料金の事とか色々説明してたけど、
正直どうでも良くって、ガビィの抜け殻があって
その周りに、見たこともない犬や猫とかの写真がいっぱい飾ってあって、
やっとお坊さんみたいな人が来て、般若心経を唱えてくれたけど
「あぁ、コレはただの儀式に過ぎない」ってずっと感じてて
お焼香したけど、それも儀式の一つでしかなくて
葬儀が終わって「今からコチラで火葬を致しますので、お別れを」って
言われたけど、ガビィを焼いてしまう物なんか見たくもなかったし
ガビィを撫でてたら母が「昨日、目を開けたまま死んじゃったからそのままだ…」
って悲しそうに言ったから、「もう固まっちゃたから無理だよ」って返した瞬間
「では、そろそろ…」ってガビィが女性とお坊さんに連れてかれた。
1分もお別れしていないよ…
「10時に火葬が終了致しますので、2階でお待ち下さい」って女性。
2階に上がる途中、何かが焼ける臭いがした。何かが、と思いたかった。
2階に上がったら、お供え物やお骨や写真がいっぱい飾られてる場所に出た。
また色々と説明があった。今度は最初の時よりしっかり聞けた。
火葬が終わるまで3、40分。
親とお骨を入れるペンダントがあったから買おうとか、
帰りにガビィの写真を入れる写真立てを買おうとか、初七日はどうしようかとか
ぽつりぽつりと話していた。
女性がやってきて、「火葬が終了しましたので、どうぞ1階へ」
下に降りたら、他のご家族が来ていた。そっちにまず目がいってしまった。
"吠える"の漢字が分からないってと言っていて、「口に犬ですよ」と教えた。
お礼を言われて祭壇の方を見たら
骨の塊があった。
なんだろう、この白い塊は。これがガビィと言われても分からないじゃないか。
手渡された骨壺には全部収まりきれなくて、細かい骨や大きい骨は砕いて入れた。
本当はペンダントにガビィの喉仏を入れたかったけど大き過ぎたし
大事な骨だから砕けないって事で、犬歯を入れた。
納骨は如何致しますか?と問われて、
初七日に私は仕事があって行けないからという理由で
そのまま共同墓地に骨壺に入ったお骨を納めに行った。
ここです、ここに入れて下さい。
と言われたのは、ぽかっと空いた穴。
覗き込んだら、誰とも分からない骨の山が出来ていた。
「気が狂ってるんじゃないか」
って思った。
あんなに大事に骨壺に入れたガビィを、こんな穴に入れてしまったら
区別がつかないじゃないか。
しかも入れるじゃない、私が今からやろうとしている行為は
死の穴にガビィを捨てる、だ。
でも、入れてしまった。
穴にガビィの骨を落とした。
ぱらぱら…と幽かな音しかしなかった。
「これで全て終わりです、本日は御愁傷様でした」
終わり、と言われたけど何が終わったんだろう。
心にぽっかりと空いた気持ちはまだ、終わってない。
今日、仕事はいつも通りだった気もする…けどいつもより笑ってた気がする。
ガビィを思い出して泣く、なんて事も無かった。
お昼もがっつり食べたし、ネットでニュースもチェックして休み時間を満喫した。
こんなものなんだな…って、ずっと東京事変の落日をリピートしながら帰った。
死ぬって、生きるってなんだろうね。
ふと思い出したけど。
専門学校の時、まだ私が声優科にいた時に「誰かが死んだ時の演技をしろ」って
課題があった。皆、泣いて悲しんだ演技をした。私もだ。
でも悲しいだけじゃないんだね、死って。
そんな一つの感情だけじゃ説明出来ないし、表現も出来ない。
この先、多分親が次に死ぬでしょう。
その時に私はまた、答えの分からない感情に打ち当たって
でも自分が生きる為に、仕事してご飯を食べて寝て、時に思い出して泣いて
それでも、楽しい事があったら笑って…
そんなもんなんでしょうね、生きるって。
生まれて、生きて、死を感じて、生きて生きて、残して、死んでいく
私が死んだ時に、誰にも悲しんで欲しくない、でもやっぱ悲しんで欲しいな
なんて、また身勝手な事を思っちゃたり。
いつの日か、虹の橋でガビィに会える日まで生きます。
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